太陽鳥は来る日も来る日も二本の神木、すなわち西にある暁の木と東にある黄昏の木の間を行き来している。そんな太陽鳥の世話をするのが、再生の精霊であるリリアだ。時間と季節を司るリリアは香炉から心休まる煙を漂わせ、夜になると鳥をねぐらへと導く。