「象牙の蛇」の精霊の末裔であるセトはアクション映画のスターであり、先祖から授かった能力を使って観客を驚かせ、母親に良い暮らしをさせようとしている。彼の故郷の街が犯罪組織の脅威に晒されたとき、セトは現実世界でもヒーローを演じることとなった──果たして、自らの物語の主人公となった彼は名声を求めるスターとなるのか、それとも謙虚な守護者となるのだろうか?