ヴィエゴ

ヴィエゴ

滅びの王

遠い昔に滅びた王国の支配者であったヴィエゴは、千年以上前に亡き妻を甦らせようと試みたことで「破滅」と呼ばれる魔力の大災厄を引き起こし、自らも命を落とした。遥か昔に喪った王妃への執着と愛に苛まれ、強力な不死の霊と化したヴィエゴは「滅びの王」として君臨し、王妃を甦らせる術を求め、「暗黒の刻」を操ってこの世界を調べ回っている。その行く手を阻むものは、空虚で冷酷なる胸からとめどなく流れ出でる「黒き霧」によってことごとく滅ぼされるだろう。