シンジド

シンジド

マッドケミスト

シンジドは優れた錬金術師だが、倫理観が欠如した存在でもあり、その実験は極めて残忍な犯罪者ですら吐き気をもよおすほどだ。彼は最も高い報酬を提示した者にその技術を売り、自らの有害な調合物がいかに使用されようがろくに関心を払わず、それがもたらす混沌すらをも実験の一環として見ているふしがある。彼が生み出したものの中でも最も悪名高いのが「シマー」であり、これによってケミ長者たちはゾウンを彼らの遊び場へと変貌させることとなった。それでもシンジドは狂気に突き動かされ、常に新しいなにかに取り組んでいる。堕落の一途をたどりながら…